西毛

抜鉾神社(群馬県高崎市菊地町)

ぬきほこじんじゃ敬神家の家で子供が天然痘に罹った時、翁が夢に現れて鰻を身代わりにして治すと告げた(夢告)鰻を飼うと子供の病気は治り、鰻の全身に痘瘡が出来た(悪瘡平癒)身代わりとなった鰻を神社そばの池に放し、その後は鰻を食べない(禁忌)『日本...
南薩

池田湖(鹿児島県指宿市)

いけだこ古来より龍神伝説が残る湖昭和53年(1978年)に複数の者が湖面に巨大な水生動物の姿を目撃した(UMA)湖には天然記念物の大鰻が棲息する『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.94日本伝承大鑑:鹿児島県指宿市 池田
峡北峡中

幸燈神社(山梨県北杜市)

こうとうじんじゃ祭神の稚日霊女尊(記紀神話の神)は軍神で、戦闘中に沼に落ちたが、鰻の助けを借り窮地を脱し勝利した氏子は鰻を食べることを禁忌とし、捕らえた鰻は社前の池に放った領主の山高氏は遠祖の新羅三郎義光(源氏)を合祀したが、新羅が唐にある...
内房

鐘ヶ淵(千葉県君津市)

かねがふち里見氏と北条氏の戦い(戦国の戦い)の際に、九十九坊という大寺院が焼かれたが、梵鐘だけが沈められた(沈鐘伝説)念仏を唱えると底から水が湧き上がる(湧水)と言われる池の鮒や鯉を捕ると木の葉になり、鰻を捕ると蛇になるという『日本の伝説6...
臼杵佐伯

暁嵐の滝(大分県佐伯市)

ぎょうらんのたき相撲を挑んできた河童たちを六兵衛が知恵を使って倒し、最後に大将の腕を引っこ抜いて勝った腕を返してほしいと頼む河童に対して、六兵衛は石が腐るまで悪さをしないと誓わせたさらに河童たちに頼んで、滝の主であった鰻と蟹も退治させた(化...
西讃

竜王神社 おなぎさん(香川県観音寺市)

りゅうおうじんじゃ おなぎさん雨乞いをしていた兄弟が同じ夢を見て、ある場所を掘るように言われた(夢告)地中から黒い鰻が飛び出して淵に入ると、雨が降り出した竜王神社の境内に鰻を祀った「おなぎさん」がある(雨乞い伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説...
西讃

大水上神社 うなぎ淵(香川県三豊市)

おおみなかみじんじゃ うなぎぶち讃岐国二之宮・大水上神社の境内にある淵淵をさらい雨乞い(祈雨)をおこなう時に、黒い鰻が出ると雨、白い鰻が出ると日照りが続き、蟹が出ると大風になるとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.69香川県三...