鳥類

石見

エンコウ淵(島根県浜田市)

えんこうぶち博労が馬を淵で洗っていると、河童が尻尾にくっついたので、戦って皿の水をこぼして負かした河童は子供を捕らないことを約束し、四十雀(鳥類)が3羽いる時は別の河童が淵に来ていることを教えた淵のそばにある永徳寺の住職(僧侶)は、石に経文...
峡北峡中

牛池/鳥ノ小池(山梨県韮崎市)

うしいけ/とりのこいけ周辺の村がいつも水不足に悩むのを憐れに思った山の神が農牛と農鳥(鳥類)に命じて池を造らせた毎夜池を掘り、夜明けに農鳥が時を告げて帰っていたが、ある時それを忘れたため農牛は石と化した農鳥も池造りを止めたので、2つの池が残...
東三河

滝頭池(愛知県田原市)

たきがしらいけ近くの村の寡婦が生活苦から他人の薪を盗んでしまったその噂が広まったため、寡婦は子供と共に池に身投げをした(子女受難)池の周辺では、その後“ホイホイ”と鳴きあう鳥が現れ、村人はホイホイ鳥(鳥類)と呼んで母子の生まれ変わりとした『...