嶺北仁淀川織会神社/織会の釜(高知県仁淀川町) おりあいじんじゃ/おりあいのかま杣人6人が川に木を流して運んでいる途中、一人がこの淵で鳶口を落とした無理をして淵に潜ると、底に一人の女がいて、他言してはならぬと約束して鳶口を返して貰った(龍宮)男が生きて戻ったので、他の者が無理に事情を聞き... 2025.12.06嶺北仁淀川
嶺北仁淀川箕淵(高知県大豊町) みぶちある修験者(行者山伏)がこの淵で修行していた時に、誤って法螺貝(楽器)を落とした近くの神社の宝剣(刀剣)を借りて淵を潜ると、底に屋敷があり一人の姫が機織をしていた(龍宮)落とした法螺貝は織った布の重しとなっており、姫は3日間待つよう頼... 2025.12.06嶺北仁淀川
嶺北仁淀川手箱山/筒上山(高知県いの町) てばこやま/つつじょうざん龍宮から戻った浦島太郎が貰った玉手箱を祀ったとされる山(地名の由来)浦島太郎を追った乙姫は筒上山の池に蛇の姿となって棲むようになった『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.37高知県いの町 寺川 2025.12.05嶺北仁淀川
磯城高市男淵/女淵(奈良県明日香村) おぶち/めぶち飛鳥川の上流にある2つの淵で、女淵のさらに1.5km上流に男淵がある男淵には男神、女淵には女神が住んでいる2つの淵はともに龍宮に通じており、雨乞い(祈雨)の霊験がある『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.60奈良県明日... 2025.11.17磯城高市
熊谷深谷船釜(埼玉県寄居町) ふながま鉢形城のそばを流れる深沢川(河川)に船釜と呼ばれる淵があり、賽取左衛門が若い妻と暮らしていたある日、妻は自分の正体が船釜にある龍宮の乙姫の召使いで、帰還する命が下ったと言いだした妻が淵の奥へ消えたので、左衛門も後を追って淵の中に入り... 2025.10.25熊谷深谷
さいたま川口慈眼寺 八百比丘尼の碑(埼玉県さいたま市西区) じげんじ やおびくにのひ若狭国に住む通鴻という者が龍宮へ行き、土産に貰った人魚の肉を娘が食べ不老不死となった娘は八百比丘尼となり、武蔵の地に長年住み続けたが何処ともなくいなくなった一説では、800歳でこの地を訪れた尼は、善政を敷く領主に残り... 2025.10.17さいたま川口
東毛権現沼(群馬県板倉町) ごんげんぬま椀貸伝説があり、“膳棚の沼”とも呼ばれる沼の主は権現様と呼ばれ、正体は白蛇とされる沼は龍宮に通じており、そこにいる亀が前腕を運んでいたが、ある者が蓋を返さなかったため亀は現れなくなった『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p... 2025.10.03東毛
北毛琴橋(群馬県長野原町) ことばし吾妻川に架かる橋の下の水底には龍宮があるとされ、証文を入れて必要分の膳椀を借りることが出来た(椀貸伝説)欲深な者が借りっぱなしにしていたところ、膳椀ごと家が全焼して借りた者も狂死した(強欲の報い)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川... 2025.09.28北毛
北毛鏜々渕(群馬県高山村) どうどうぶちある男が淵に鉈を落としてしまい、取りに入ると底に機織をする娘がおり、三日三晩歓待した(龍宮)戻ってきて淵の底の歓待を懐かしく思っていると、泉照寺の住職が法力で酒の入った瓢箪を浮かび上がらせたそれ以降、淵にお願いして膳椀を借りる者... 2025.09.27北毛
北毛吹割瀑(群馬県沼田市) ふきわればく滝壺の底が龍宮に通じるとされ、必要な数を書いて頼むと膳椀を貸してくれた(椀貸伝説)3日以内に礼状を添えて返す決まりを、誤って1組分だけ期日後に返却しようとしたが、膳は戻らず以降貸さなくなった返却出来なかった膳椀(食器)が現在も残... 2025.09.27北毛