龍宮

加賀

石の木塚(石川県白山市)

いしのきづか酒屋の浦島太郎は、毎夜酒を買いに来る娘に誘われて龍宮へ行き、乙姫と契りを交わした望郷の念に駆られた浦島は故郷に戻ったが知る者もなく、すぐに朽ち果ててしまった龍宮から浦島の5人の娘がこの地を訪れ、父の死を知って嘆き悲しみ、そのまま...
金沢

須々幾神社(石川県金沢市)

すすきじんじゃ鈴木三郎重家(源平の武将)の5世・新九郎は鱸(魚類)を釣り上げたが、鱸が化身して妻となり子を成した(異類婚姻譚)数年後、1匹の鱸を残して妻は龍宮に戻り、新九郎はこれを塚に埋めた新九郎は死後同じ塚に葬られたが、そこからすすきが生...
備後

浦島神社(広島県尾道市)

うらしまじんじゃ島子という者が花小松を運ぶ仕事をし、龍神への手向けに一枝を海に投げていたある時島子は大鰐(鮫)に龍宮城へ連れていかれ、そこで龍神の娘と結婚した数年後島子は玉手箱をもらい里へ戻ったが、知る人はなく、そばの岩に寄りかかり玉手箱を...
東三河

牛淵(愛知県新城市)

うしぶち豊川と宇連川の合流地点にあたる淵龍宮から来た2頭の牛が昼寝をしていたとされる(地名の由来)ここに漁に来る漁夫を天狗がさかんに脅して邪魔をした『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.103愛知県新城市 長篠
安房

洲崎神社(千葉県館山市)

すのさきじんじゃ安房国一之宮で、祭神は安房の開拓神(天太玉命)の后神・天比理乃咩命海上安全のため、祭神が龍宮から一対の御神石(霊石)の片方を置いた(もう一方は横須賀の安房口神社に)太田道灌が江戸城建設の折に分社を勧請したのが、江戸の神田明神...
東讃

志度寺 海女の墓(香川県さぬき市)

しどじ あまのはか四国八十八ヶ所霊場・志度寺境内にあり、「海女の玉取り伝説」縁起の伝承が残る面向不背の玉(宝物)を龍神に奪われた藤原不比等は、志度の地へ赴き、海女の玉藻との間に一子をもうける玉藻は龍宮へ行き玉を取り返すが、自らも致命傷を負い...
中信

龍門渕(長野県安曇野市)

りゅうもんぶち龍宮に通じていると言われていた淵(現在は公園内に龍神宮がある)石を紙に包んで、祈りながら淵に投げ込むと、必要な椀や膳が翌朝淵に置かれていた(椀貸伝説)金品も貸してくれたが、椀を返さない者がいたため貸さなくなった『日本の伝説3 ...
北信

善応寺の鐘(長野県山ノ内町)

ぜんおうじのかね龍宮から香箱を運んでいる最中、澗満滝で箱を開けたところ、何かが飛び出して滝壺に沈んでいった善応寺に来て箱を開けると、山椒の実が3粒あったので、それを植えるとたくさんの実ができた善応寺の定紋(紋章)は、それにちなんで三粒の山椒...
東信

千古の滝(長野県上田市)

せんこのたき滝壺に棲んでいた河童が馬を引きずり込もうとしたが、逆に引きずられて人間に捕まった頭の皿の水を失っていたが、柄杓で殴られた時に、柄杓に残っていた水を得て逃げ出したというあるいは詫びを入れて、頼めば調度品を貸してくれるようになったと...
先島諸島

仲間元(沖縄県宮古島市)

なーまむとぅナーマ(仲間)の語源は、近くのナービダ(長い浜)で、この地は平家の落人が漂着定住した地とされるナーマムトゥの御嶽は“仲間御嶽”あるいは“磯津御嶽”と称される航海守護の神あるいは龍宮の神で、村民が航海に出る時、聖地から小石を神とし...