龍神

東讃

志度寺 海女の墓(香川県さぬき市)

しどじ あまのはか四国八十八ヶ所霊場・志度寺境内にあり、「海女の玉取り伝説」縁起の伝承が残る面向不背の玉(宝物)を龍神に奪われた藤原不比等は、志度の地へ赴き、海女の玉藻との間に一子をもうける玉藻は龍宮へ行き玉を取り返すが、自らも致命傷を負い...
高松坂出

太鼓の鼻の大岩(香川県高松市)

たいこのはなのおおいわ志度寺に残る「海女の玉取り」伝説ゆかりの地龍神に奪われた面向不背の玉(宝物)を取り戻すため、この場所で太鼓や笛を鳴らして龍をおびき寄せた(名石)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.25香川県高松市 庵治町
高松坂出

槌の門(香川県高松市)

つちのと瀬戸内海に浮かぶ大槌島と小槌島との狭間の海域志度の猟師・当願が変じた大蛇が龍となって、この場所に棲み着くようになった法泉寺の了応和尚(名僧)が雨乞いのために龍神に手紙を差し出した場所(雨乞い伝説)日本武尊(あるいは讃留霊王)が退治し...
庄内

貝喰池(山形県鶴岡市)

かいばみいけ池には龍王が棲み、膳椀を人数分貸してくれたが、一客分を失敬したところ二度と貸さなくなった(椀貸伝説)池から水を引こうと壕を造り出すと村から火の手が見え、それが3度続いたため、龍神の怒りと取り止めた身欠き鰊を咥えて池に入ると龍神が...
庄内

荒川寺 庄内おばこの碑(山形県鶴岡市)

こうせんじ しょうないおばこのひ荒川寺境内にある石碑茶店の看板娘であったおばこは評判の美人であったが、急に家族が亡くなり、供養のため西国へ巡礼した琵琶湖の竹生島へ行く船に乗ったおばこは、龍神に見初められ、自らを犠牲にして船を動かした(人身御...