涙ヶ磯(京都府宮津市)

丹後

なみだがいそ

  • 平忠房の愛妾であった白拍子の花松は一子をもうけて丹後に隠れ住んでいた(平家の落人)
  • 源氏の探索が厳しくなったため、この磯にある身投げ石(名石)から親子で投身したように見せかけたという
  • 謡曲「丹後物狂」では、些細なことで勘当された息子・花松がこの磯で投身したが、救い出されて出家した
  • 父親はこのことで発狂して各地を放浪するが、高僧となった息子と再会を果たす

『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.117

京都府宮津市 文殊

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