鬼泪山(千葉県富津市)

内房

きなだやま

  • 日本武尊が鬼(阿久留王)を退治した時、鬼が涙を流して謝ったことから名付けられた(化け物退治:地名の由来)
  • 62歳になるとこの山に捨てられる慣習があった(姨捨伝説)
  • 父親を籠に乗せて山に捨て、天秤棒を持って帰ろうとする息子に「天秤棒を持って帰ると今度はお前が捨てられるから、置いて行け」と父が諭し、それを聞いた息子は父と共に山を下りたという伝承が残る(教訓譚:親子の情愛)

『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.65

千葉県富津市 桜井

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