2024-12

丹後

丹後国分寺 鬼の面(京都府宮津市)

たんごこくぶんじ おにのめん丹後国分寺に住み込んでいた下働きの夫婦が鬼で、住職にいない間に食料を大量に食べていた正体がばれた鬼は、薪に爪で自分達の顔を彫りつけて退散したという面は祈雨に使われていたといわれる現在、丹後郷土資料館に展示『日本の...
丹後

岩見重太郎仇討ちの場(京都府宮津市)

いわみじゅうたろうあだうちのば岩見重太郎が寛永9年に、天橋立で父の仇討ちをした場所とされる近くに「岩見重太郎試し切りの石(切断した石)」がある試し切りの石は、涙ヶ磯にあった供養塔を大正時代に移設したものらしい『日本の伝説1 京都の伝説』(角...
丹後

天橋立(京都府宮津市)

あまのはしだて日本三景の一つで、宮津湾内に延びる砂州(洲)伊弉諾神が天に昇る梯を造っていたが、寝ている内にそれが倒れたものとされる(地形の由来)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.118京都府宮津市
丹後

鶏塚(京都府宮津市)

にわとりづか飼い猫が主人を食い殺そうと女に化けたのを知った鶏が、それを知らせるため鳴き続けた(動物報恩譚)騒ぎとなったため猫は鶏を食い殺して逃げ、鶏は丁重に葬られた実際には和泉式部の歌(和歌)反故を埋め、そこに供養塔を建てたもの(その歌に“...
丹後

犬の堂碑(京都府宮津市)

いぬのどうひ戒岩寺と文殊堂を定時に往復してお遣いする犬がいた寺の小僧が悪戯で早く時の鐘を鳴らしたため、遅れたと勘違いした犬が岩で頭を打って自害したため墓を設けた(鳥獣墓)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.116京都府宮津市 字杉末
丹後

菊姫稲荷(京都府宮津市)

きくひめいなり別名・お菊稲荷「丹州皿屋敷」の伝承が残る宮津藩(大名)青山家は家中不取り締まりの件で、郡上八幡へ転封となっているかつて井戸も少し離れた場所にあったが埋められ、跡形もない『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.114京都府宮...
丹後

如意寺(京都府宮津市)

にょいじ安寿姫と厨子王丸の危難を3度救った身代わり地蔵(身代わりの神仏)が安置されている山椒太夫の首塚がある『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.113京都府宮津市 字由良
丹後

安寿姫塚(京都府舞鶴市)

あんじゅひめづか「山椒太夫」に登場する安寿姫が、逃亡する途中の坂(かつえ坂)で、疲れと飢えのために死んだ里の者が姫を哀れに思い墓を建て塚とした『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.113京都府舞鶴市 字下東
丹後

三庄太夫屋敷跡(京都府宮津市)

さんしょうだゆうやしきあと「山椒太夫」にある、太夫の屋敷跡とされる在地の荘官として3つの庄を治め、由良湊を支配していたとされる『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.111京都府宮津市 字石浦
丹後

和江国分寺跡(京都府舞鶴市)

わえこくぶんじあと「山椒太夫」で、逃亡した厨子王丸が匿われた寺院跡同地区にある曹洞宗・仏心寺が法灯を継承するとされる『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.110京都府舞鶴市 字和江