2025-03

高松坂出

▲氏神石(香川県坂出市)

うじがみいし日本武尊が櫃石島に上陸した宮崎浜の沖合にある石(岩礁)漁に出た時に櫓がこの石に当たると縁起が悪いとして、漁夫はその日の漁を中止する(験担ぎ)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.105香川県坂出市 櫃石
高松坂出

王子神社 キイキ石(香川県坂出市)

おうじじんじゃ きいきいし王子神社境内にある伊勢神宮から持ち帰った(伊勢参)小石が大きくなったものと言われる(成長する石)名前は、成長する時に発する音、鼠の鳴き声を由来するとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.104香川県坂出...
東讃

京の上臈島(香川県直島町)

きょうのじょうろうじまある船乗りが、今日で身請けした上臈(遊女)を船に乗せて帰国した船乗りは心変わりして、上臈を島に置き去りにして出航してしまった残された上臈は島で死に、それ以降、船が近づくことができなくなってしまった(呪い:悲恋伝説)崇徳...
東讃

そうめん川(香川県直島町)

そうめんがわ法事の饗応後、帰宅途中の僧侶が川で高入道(大入道)に遭遇し殺された高入道は僧の腹を割いて、そうめん(食品食材)を取り出すと、川で洗ってそれを食べてしまった一方、茶で口をゆすいで帰った僧は何事もなく、難を免れた(教訓譚)そうめん川...
東讃

琴弾地の浜(香川県直島町)

ごたんじのはま讃岐へ配流となった崇徳上皇が立ち寄った直島(島)にある上皇が浜(浜海岸)で“忘れ貝”を拾っていると、琴(楽器)の音が聞こえてきた琴を弾いていたのは、上皇を追ってこの地に来た姫君であった『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p...
高松坂出

豊玉姫神社(香川県高松市)

とよたまひめじんじゃ豊玉姫が彦火火出見尊と結ばれ、鵜葺草葺不合命を産んだ場所とされる島豊玉姫が余生を過ごした地が、現在の神社のある土地とされる安産のご利益があり、奉納された子安貝(神具)で御神酒をいただくと安産になるとされる(特有の願掛け)...
高松坂出

鬼ヶ島大洞窟(香川県高松市)

おにがしまだいどうくつ女木島は、桃太郎の伝説に登場する鬼ヶ島とされる昭和時代に発見された洞穴が鬼の住処とされ、観光地化されてい『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.102日本伝承大鑑:香川県高松市 女木町
東讃

権現神社(香川県土庄町)

ごんげんじんじゃ星ヶ城の落城で逃げた佐々木信胤(南北朝の武将)は、途中で敵兵と遭遇して組み伏せた信胤の家臣は槍で刺そうとしたが、暗くて顔が見えないため声を掛けた敵兵が咄嗟に「下」と答えたため、誤って上にいた信胤を刺し殺してしまった(落城伝説...
東讃

長勝寺(香川県土庄町)

ちょうしょうじ赤穂にあった大石内蔵助の屋敷を移して本堂(堂宇)としている寺院(奇縁)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.100香川県土庄町 長浜
東讃

▲廻国六部の祠(香川県小豆島町)

かいこくろくぶのほこら佐々木信胤(南北朝の武将)が白鳥と誤って射殺した六部(巡礼六部)を葬った祠『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.100香川県小豆島町 安田