2025-04

内房

飯香岡八幡宮 夫婦銀杏(千葉県市原市)

いいがおかはちまんぐう めおといちょう八幡宮勧請の際に、勅使の桜町中納言季満(公家)が記念に植樹した銀杏の木途中で二股に分かれているため夫婦とされ、安産・子育てのご利益がある『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.54千葉県市原市 八幡
北総

正覚寺(千葉県多古町)

しょうかくじ日蓮宗不受不施派の寺院江戸幕府から禁じられた教えであったため3度の法難に遭っている集落全員が不受不施派の檀家であり、追っ手から逃げるために、迷路の道や隠し部屋のある住居が並ぶ町並みとなっている『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書...
外房

広済寺 鬼面(千葉県横芝光町)

こうさいじ きめん鬼来迎(宗教劇)に使われる鬼面で、広済寺が開山した直後に天から降ってきた一方、鬼と遭遇した僧・石屋の噂を聞いてきた運慶(仏師)が、話を元に作ったともこの面を見に来た重臣の妻が、子供が怖がるために、青鬼の面を被ったところ離れ...
外房

広済寺 鬼来迎(千葉県横芝光町)

こうさいじ きらいごう日本で唯一とされる地獄の様相を見せる、盆におこなわれる宗教劇石屋という僧侶が堂で一夜を明かしていると、夢の中で地獄の責め苦の数々を見てしまうさらに鬼が女を責める光景を目撃するが、その女(幽霊)が領主・椎名安芸守の娘であ...
北総

長禅寺 血の池(千葉県旭市)

ちょうぜんじ ちのいけ長禅寺に長年棲み着いた大鼠がいたが、寺で飼っていた猫とその兄弟猫と格闘して傷つき逃げた寺の内部を探って鼠の居所を確かめ、槍(武具)を突いて止めを刺した(化け物退治)血の付いた槍の先を境内の池で洗い流した長禅寺に棲む大鼠...
北総

犬岩(千葉県銚子市)

いぬいわ源義経が奥州へ逃れる際、ここから船を使った急いで船を出したので愛犬を残してしまい、犬は7日7晩鳴いて岩に変じた(化身した石)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.47千葉県銚子市 犬若
北総

千人塚(千葉県銚子市)

せんにんづか潮流の激しい場所で、多くの水難事故死者を祀る供養塔慶長19年(1614年)に起こった津波の溺死者を供養したのが始まり『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.46日本伝承大鑑:千葉県銚子市 川口
北総

川口神社(千葉県銚子市)

かわぐちじんじゃ別名は歯櫛(白紙)明神延命姫という長者の娘と安倍晴明が婚約した姫が醜女であったため晴明は逃げだし、海に飛び込んで自殺したように見せかけた姫は晴明が死んだものと思い、後を追って海に飛び込んで自害した(悲恋伝説)姫の歯(歯・爪)...
北総

飯沼観音(千葉県銚子市)

いいぬまかんのん寺名はは円福寺本尊の十一面観音像(仏像)は、海中で光を放っていたところを漁夫により引き揚げられた(創建伝説)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.45千葉県銚子市 馬場町
北総

福聚寺 鉄牛和尚の墓(千葉県東庄町)

ふくしゅうじ てつぎゅうおしょうのはか“干潟八万石”の干拓をおこなった功により、福聚寺に建てられた鉄牛和尚(名僧)の墓所干拓地のために住処を失った大蛇が怨みのあまり墓に巻き付いた跡がある(痕が残る石)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)...