2025-06

金沢

道入寺(石川県金沢市)

どうにゅうじ臨月で亡くなった妊婦の幽霊が毎夜飴を買って帰った(飴買い幽霊)妊婦の墓を掘り返すと赤子が飴を舐めており、その後赤ん坊は出家して7代目の住職として寺を継いだ(生誕伝説)7代目住職は円山応挙に幽霊画(絵画)を描いてもらって朝夕礼拝し...
金沢

大野湊神社(石川県金沢市)

おおのみなとじんじゃ富樫氏の屋敷へ赴いた弁慶を待って、奥州へ逃れる源義経一行が一夜の宿としたこの故事より“一夜泊まりの宮”とも呼ばれる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.22石川県金沢市 寺中町
加賀

布市神社 力石(石川県野々市市)

ぬのいちじんじゃ ちからいし富樫氏(武家)の屋敷跡に建つ神社にある弁慶が単身で富樫の館を訪れ、宴席で投げ飛ばした石とされる雨乞い(祈雨)に使われていたが、その後割れて、力石として使用されるようになった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角...
金沢

倉ヶ嶽大池(石川県金沢市)

くらがたけおおいけ富樫政親(武家)は一向一揆に囲まれたが、城を脱出して途中この池に馬ごと落ちて死んだとの説がある『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.21石川県金沢市 倉ヶ嶽
金沢

高尾城址(石川県金沢市)

たこうじょうし一向一揆で滅びた富樫政親(武家)の居城で、この地で富樫氏は滅亡した(落城伝説:歴史的事件)春と秋の晩に城跡から怪火(高尾の坊主火)が現れ、富樫館のあった場所まで飛んだ『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.21石川...
金沢

芋掘り藤五郎神社(石川県金沢市)

いもほりとうごろうじんじゃ芋掘り藤五郎(長者)を祭神とする(炭焼き長者)境内にある“藤五郎鍬掛の松”の初代は、根元に金銀が隠されていると言われ、掘り返されたため枯死した(財宝伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.20石川...
金沢

妙立寺(石川県金沢市)

みょうりゅうじ通称・忍者寺寛永20年(1643年)加賀藩主によって創建敵の襲撃に備えて、落とし穴・隠し階段・隠し部屋などの仕掛けが施された堂宇を持つ『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.20石川県金沢市 野町
金沢

妙慶寺(石川県金沢市)

みょうけいじ住職が市場で魚を盗んで殺されかけた鳶を助けた鳶の正体は天狗で、お礼として“大”と“小”の字が刻まれた暦板(木工品)を渡した大の月に“大”の面、小の月に“小”の面を掲げておくと、火災の被害がなくなった(寺宝:火除け)『日本の伝説1...
金沢

松月寺 大桜(石川県金沢市)

しょうげつじ おおざくら別名・御殿桜三代藩主の前田利常(大名)が、小松城内にあった桜を移植させた藩主の大名行列でも、槍を伏せて通った(珍事)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.19石川県金沢市 寺町
金沢

立像寺(石川県金沢市)

りゅうぞうじ毎夜団子屋に白餅(食品食材)を買いに来る女があり、不審に思ってついていくと、立像寺の前で消えた(幽霊)住職と共に妊婦の墓を掘ると、棺の中で男児が生まれており、かたわらに白餅があった(飴買い幽霊)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説...