2025-08

峡北峡中

根古屋神社 大ケヤキ(山梨県北杜市)

ねごやじんじゃ おおけやき本殿と舞台を挟んで生える2本の欅の巨木向かって左が「田木」、右が「畑木」とされ、芽吹きの早さで田畑いずれが豊作となるか占いをおこなう『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.80山梨県北杜市 須玉町江草
峡北峡中

獅子淵(山梨県北杜市)

ししぶち江草城(獅子吼城)が落ちた時、山に棲む獅子(化け物)が走り下りて塩川の淵に飛び込んで石と化した(化身した石:落城伝説)集落では獅子舞や獅子の玩具も禁じられ、破るとと暴風雨になる(禁忌)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.8...
峡北峡中

正覚寺 味噌なめ地蔵(山梨県北杜市)

しょうかくじ みそなめじぞう武田信玄が川中島から地蔵を引っ張ってきたが、この地で動かなくなったため安置した自分の患部と同じところに味噌(食品食材)を塗って祈願すると病気が治る(特有の願掛け:病気平癒)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店...
峡北峡中

▲宿借り石(山梨県北杜市)

やどかりいし若神子城址にある巨石甲斐源氏の2代目・源義清が雷雨の折、この岩の下の凹みに隠れて雨宿りした『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.78山梨県北杜市 須玉町若神子(ふるさと公園内)
峡北峡中

饅頭峠(山梨県韮崎市)

まんじゅうとうげ空海あるいは7人の山伏(行者山伏)がここを通った時、峠の茶店(店舗)で饅頭(菓子)を所望した店の婆が石なので食べられないと断ったが、その後饅頭は全て石に変わっていた(化身した石)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p....
峡北峡中

福性院 子守地蔵(山梨県北杜市)

ふくしょういん こもりじぞう子供の夜泣きが酷い時にこの地蔵にぼた餅(菓子)を供えると、夜泣きが止む(子育の俗信)供えたぼた餅を子供が盗って食べると、大人になって生まれる子供はさらに酷い夜泣きをする(罰を与える)『日本の伝説10 甲州の伝説』...
峡北峡中

小淵神社 小淵池(山梨県北杜市)

こぶちじんじゃ こぶちいけ人の寄合がある時、この池に膳椀を必要分頼むと貸してくれた(椀貸伝説)不心得者が返さなかったため、池の主の赤牛が怒って諏訪湖へ行ってしまい、貸すことがなくなった小淵沢の地名の由来となる『日本の伝説10 甲州の伝説』(...
峡北峡中

教来石(山梨県北杜市)

きょうらいし日本武尊が東征の折にこの地を通りがかり、この石に腰掛けたとされ(腰掛け石)、地名の由来となった元は“経来石”と表記され、教来石とされる巨石が複数あるらしい『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.76山梨県北杜市 白州町下教...
峡北峡中

甲斐駒ヶ岳(山梨県北杜市)

かいこまがたけ武甕槌神の魂から生まれたとされる天津速駒という駿馬は羽が生えており空を飛ぶことが出来たこの馬は夜になるとこの山の頂上に下りて休むため、名が付いた(地名の由来)聖徳太子の愛馬の羽の生えた黒駒がこの山に下りて谷の水を飲んだため、名...
峡北峡中

清泰寺 龍肢塚(山梨県北杜市)

せいたいじ りゅうしづか?裏山に棲む悪龍が雲鷹和尚に諭され帰依した証として前脚を食い千切り、雨乞いに使うよう告げた(人外の悟り)この前脚を埋めたのが龍肢塚で、水を注ぐと雨が降るとされる(雨乞い伝説)近くの釜無川の淵で椀を貸すものがあり(椀貸...