磯城高市市杵島神社(奈良県田原本町) いちきしまじんじゃ金春という猿楽師(能狂言師)がこの地に住んでおり、そこに1枚の公達の面が天から落ちてきた平家の公達であった平敦盛(平氏)が16歳で討ち死にしていることから、この面は十六と呼ばれたこの面を着けると発狂するとされ(祟り)、金春... 2025.11.14磯城高市
磯城高市斎宮神社(奈良県田原本町) さいぐうじんじゃ在原業平が伊勢斎宮(内親王)を誘い出して共に逃げ落ち、この一帯を治める長谷川党を頼った(恋の伝説)長谷川党は二人を匿うために斎宮寺という寺院を建て、その名残として神社が残り地名の由来となった『日本の伝説13 奈良の伝説』(角... 2025.11.14磯城高市
磯城高市屏風杵築神社 屏風の清水(奈良県三宅町) びょうぶきつきじんじゃ びょうぶのしみず法隆寺から橘寺に通う聖徳太子が街道の途中で馬を休めて休憩した近隣で農作業をする者の姿が目障りだろうと村人が太子のために目隠しの屏風(塀)をこしらえたこのことからこの地は屏風と呼ばれ(地名の由来)、神社... 2025.11.14磯城高市
磯城高市東口地蔵(奈良県川西町) ひがしぐちじぞう?この地蔵を祀る堂宇は10年ごとに原因不明の火事で焼け落ち、その都度1尺ずつ大きな堂を建てる安置されている地蔵は“焼け地蔵”と呼ばれる『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.45奈良県川西町 唐院 2025.11.14磯城高市
磯城高市面塚(奈良県川西町) めんづか結崎清次(後の観阿弥:能狂言師)が御前能成功を祈願して糸井神社に参拝した天から1枚の翁面とネギ(果菜)が降ってくる夢を見て(夢告)、実際にそれらが落ちていたので塚を築いた清次はこの面を着けて能を演じて褒美を貰い、ネギは“結崎ねぶか"... 2025.11.13磯城高市
磯城高市緒環塚(奈良県桜井市) おだまきづか三輪山近くに住んでいた活玉依姫(姫君)は毎夜訪れる若者と交わり、懐妊してしまった(異類婚姻譚)親は床に赤土を撒き、緒環(機織)の糸を針(裁縫道具)に通して男の服の裾に刺すように娘に言った翌日、赤土に足跡はなく、糸は鍵穴から抜け出... 2025.11.13磯城高市
磯城高市箸墓古墳(奈良県桜井市) はしはかこふん倭迹迹日百襲姫命の陵墓とされる古墳姫は三輪の大物主神の妻となったが、その真の姿を見たいと懇願し、翌朝正体の小蛇の姿を見せた姫はそれを見て驚いたため、大物主神は「辱めを与える」と怒り去ってしまった落胆した姫がその場に座り込むと、... 2025.11.13磯城高市
磯城高市龍王山城跡(奈良県天理市) りゅうおうざんじょう松永久秀に滅ぼされた十市遠忠(戦国武将)の怨念が残り、ホイホイ火(ジャンジャン火)と呼ばれる怪火となった夏の雨の夜に城址で「ホイホイ」と声を上げると火が飛んできて、見た者は発病し数日高熱で伏せるとされる怪火が出現するのは... 2025.11.13磯城高市
生駒葛城菅田神社 一夜松(奈良県大和郡山市) すがたじんじゃ いちやまつ茶屋の娘・こまのに懸想されて追われた飛脚が、菅田神社に逃げ込んで松の大木の上に隠れたこまのは池の水面に映った飛脚を本物と思って飛び込み大蛇に変化した(変身譚)松は枯死したが、その樹皮が残されている『日本の伝説13 ... 2025.11.13生駒葛城
磯城高市石上神宮 宝剣小狐丸(奈良県天理市) いそのかみじんぐう ほうけんこぎつねまるある女性(布留の人または八条村庄屋の乳母)が飢えた小狐に乳をやって育てた(動物報恩譚)その小狐は長じて、刀鍛冶の弟子に変じて刀剣を打ち、石上神宮に奉納したその後八条村庄屋の息子が大蛇を退治する際に、小... 2025.11.13磯城高市