山城市坂念仏石(京都府木津川市) いちさかねんぶついし大仏開眼の帰途、多くの者が法然に説法を求めたところ、紙に南無阿弥陀仏と書いたさらにその紙と石を天秤で量ったところ紙の方が重くなり、念仏(名号)のありがたみを諭した天秤に掛けられた大石はこの地に安置され、信仰の対象となった... 2025.11.08山城
奈良宇陀北山十八間戸(奈良県奈良市) きたやまじゅうはちけんこ忍性上人(名僧)が癩病患者(病者)を収容する住居として建てた建築物(慈善事業)鎌倉時代に建てられた後に焼失、江戸時代に現在地に再建された『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.20日本伝承大鑑:奈良県奈良市 川... 2025.11.08奈良宇陀
奈良宇陀東大寺法華堂 執金剛神像(奈良県奈良市) とうだいじほっけどう しつこんごうしんぞう法華堂(三月堂)で平将門調伏の祈祷をおこなっている時、神像(仏像)の髻部分が取れて、無数の蜂が飛び出して東へ行ったその後平将門は蜂に苦しめられて敗れたとも、こめかみを刺されて死んだともされるまた調伏... 2025.11.08奈良宇陀
奈良宇陀まんなおし地蔵(奈良県奈良市雑司町) まんなおしじぞう東大寺二月堂の北側参道の奥にある、幅1.5m、高さ1.2mの地蔵運のめぐりなどの“間の悪さ”を直してくれる(特殊な御利益)参拝の後、付近に小銭を埋め、代わりに以前に埋めてあった小銭を持ち帰ることで運気が良くなるとされる(特別... 2025.11.08奈良宇陀
奈良宇陀猿田彦神社(奈良県奈良市) さるたひこじんじゃ道祖神社とも呼ばれるこの神社の道祖神は、元興寺町の御霊神社の神との博打で負けたため、氏子の多くを取られてしまった(遊ぶ神仏:神仏の失態)祭礼では、神前で破れた蚊帳(寝具)を広げる儀式をするが、これは神が質入れするところを象... 2025.11.07奈良宇陀
奈良宇陀不審ヶ辻子(奈良県奈良市) ふしがづしかつて松浦という長者に忍び入った盗賊が捕らえられ、近くの谷に落とし殺したところ鬼となった鬼は元興寺の鐘楼に出現して人を襲ったが、道場法師(名僧)が取り押さえようとした(化け物退治)夜明け前に鬼は逃げ出し、この通りで見えなくなったた... 2025.11.07奈良宇陀
奈良宇陀吉備塚(奈良県奈良市) きびづか吉備真備の墓とされる塚で、触れると祟りがあると謂われ、連隊設置時も触れずに残された(禁忌)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.18日本伝承大鑑:奈良県奈良市 高畑町(奈良教育大学構内) 2025.11.07奈良宇陀
奈良宇陀新薬師寺 景清地蔵(奈良県奈良市) しんやくしじ かげきよじぞう子宝祈願のため平景清の母が造った地蔵で、奈良に潜伏していた景清が信心していた眼病にかかった景清が祈願すると、片目を身代わりにして地蔵が治した(身代わりの神仏)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.18奈良... 2025.11.07奈良宇陀
奈良宇陀新薬師寺 夜泣き地蔵(奈良県奈良市) しんやくしじ よなきじぞう春日大社の境内で毎夜子供の泣く声がするため(声の怪)、社家が探すと地蔵が泣いていた地蔵は「新薬師寺に行きたい」と泣くので、香薬師堂に納めた(泣く物)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.17奈良県奈良市 高... 2025.11.07奈良宇陀
奈良宇陀東大寺 転害門(奈良県奈良市) とうだいじ てんがいもん宇佐神宮から勧請した八幡神がこの門から東大寺に入り、道々殺生禁断をした大仏開眼の導師・菩提僧正(名僧)が来日した折、行基がこの門から手招きした(手掻門)東大寺再建の折に参詣した源頼朝暗殺のため、平景清がこの門で身を隠... 2025.11.07奈良宇陀