2025-11

奈良宇陀

御杖神社(奈良県御杖村)

みつえじんじゃこの地で一泊した倭姫命が出立した時に杖を忘れていった(あるいは天照大神を祀る候補地として置いていった)その後、この杖を御神体として神社が創建された(創建伝説)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.92奈良県御杖村 神末
奈良宇陀

四社神社(奈良県御杖村)

ししゃじんじゃ倭姫命が立ち寄られ、境内にある“御井”と呼ばれる井戸で手を洗ったとされるさらに口をすすぎ「清々しい」と言ったことから、菅野の地名となった(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.91奈良県御杖村 菅野
奈良宇陀

駒繋橋(奈良県御杖村)

こまつなぎばし伊勢街道に架かる橋倭姫命が伊勢へ行く途中、馬を繋いでおいた松の木があったこと(現存せず)から名が付いた(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.91奈良県御杖村 菅野
奈良宇陀

鞍取峠(奈良県御杖村)

くらとりとうげ倭姫命が鏡を奉じて伊勢へ行く途中、この伊勢街道の峠で強風に煽られて馬の鞍が飛んだことから名が付いたあるいは急な峠のため、途中で鞍を取って馬を休ませたことから名が付いた(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p....
奈良宇陀

小太郎岩(奈良県曽爾村)

こたろういわ標高700mから約200m垂直な断崖が続く道観長者(あるいは八幡長者)の息子・小太郎は、財産目当ての継母に命を狙われていた(継子殺し)ある時継母は断崖へ小太郎を誘い、突き落とそうとしたが、誤って自分が転落してしまった(因果応報譚...
伊賀

八幡長者屋敷跡(三重県名張市)

はちまんちょうじゃやしきあと?近江国の八幡長者の息子が業病にかかったため(病者)、故郷を離れて移り住んだとされる屋敷跡現在は叢林として名が残っている『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.89三重県名張市 中知山
奈良宇陀

お亀池(奈良県曽爾村)

おかめいけ多良路に嫁に来たお亀は、昼は亀山の池を水源とする井戸で顔を映し、夜は家を抜け出して亀山の池へ行った子が生まれるとお亀は暇を貰って亀山の池へ去ってしまうが、子が泣くため夫は一度池へ行きお亀と会ったまた子が泣くため再度池に行きお亀を呼...
磯城高市

化粧坂(奈良県桜井市)

けはいさか旧伊勢街道にある急坂途中におはぐろ石という巨石があり、倭姫命を始め伊勢へ詣でる女御がここで服装の乱れを直し、化粧をするなど身なりを整えた(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.86奈良県桜井市 初瀬
磯城高市

長谷寺 未来が鐘(奈良県桜井市)

はせでら みらいがかね山城国木津の野慈は信心深く長谷寺に詣で、鐘を寄進したいと述べたが、貧乏なので「未来のこと」と一笑に付された数年後、野慈は縁あって近江国司代に任ぜられ富裕となり、“木津の未来”の名で念願の鐘を寄進した(立身出世)『日本の...
磯城高市

長谷寺 天狗杉(奈良県桜井市)

はせでら てんぐすぎ英岳大僧正(名僧)は若い時、天狗によって勉学の邪魔をされたため、長谷寺管長になって仕返ししようと誓った英岳は管長となった時、回廊にあった杉の木を寺の修築用に伐り倒したが、1本だけ住処として残した『日本の伝説13 奈良の伝...