藺牟田池(鹿児島県薩摩川内市)

北薩

いむたいけ

  • かつてこの地に夫婦の神が住んでおり、子供がない代わりに1羽の鴨を可愛がっていた
  • 夫神が不在の時、別の神がその鴨を連れ去り、妻神は悲しみのあまり死んでしまった
  • 夫神は妻の死を悲しんで泣き通し、やがて何処かへ去ったが、その涙が溜まって池になった(地形の由来)
  • 鴨を連れ去った神は後悔して鴨を放したところ、夫婦神を探してこの池に戻ってくるようになった(動植物習性)

『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.77

鹿児島県薩摩川内市 祁答院町藺牟田

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