むろうりゅうけつじんじゃ
- 猿沢の池に棲んでいた善達龍王(龍神)が移り棲んだとされる洞穴に由来する
- 室生の賢俊僧都(名僧)が龍王に会いたいと洞穴に入り、少し離れた場所で落ち合う約束をした
- 川面に衣冠姿の龍王が現れ、僧都はその姿を像にして祀ったのが龍穴神社となった(創建伝説)
- この地で雨乞いをすると、洞穴(龍穴)の上に黒雲が湧いて雨が降るとされた(祈雨:雨乞い伝説)
『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.83
奈良県宇陀市 室生

『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.83
奈良県宇陀市 室生