みぶち
- ある修験者(行者山伏)がこの淵で修行していた時に、誤って法螺貝(楽器)を落とした
- 近くの神社の宝剣(刀剣)を借りて淵を潜ると、底に屋敷があり一人の姫が機織をしていた(龍宮)
- 落とした法螺貝は織った布の重しとなっており、姫は3日間待つよう頼んだ
- 3日後修験者が帰る際、姫は「宝剣があるため今回は帰すが、二度と来るな」と戒めた
- 淵から戻ると、家では自分の法要がおこなわれており、淵に潜って3年が経っていた
『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.101
高知県大豊町 寺内

『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.101
高知県大豊町 寺内