おりあいじんじゃ/おりあいのかま
- 杣人6人が川に木を流して運んでいる途中、一人がこの淵で鳶口を落とした
- 無理をして淵に潜ると、底に一人の女がいて、他言してはならぬと約束して鳶口を返して貰った(龍宮)
- 男が生きて戻ったので、他の者が無理に事情を聞き出したところ、6人とも死んでしまった
- 淵のそばにあった、龍王(龍神)を祀る小祠が移転して織会神社となった(創建伝説)
- 下流の刑部地区にある六地蔵が供養の仏であるとされる(未確認)
『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.105
高知県仁淀川町 大植


