おつもんじゅぐう たもといし
- 文殊菩薩を祀る神社
- 近くにあった、文殊菩薩を祀る実相院竹内坊の門前に巨石があり、住職が邪魔に思っていた
- ある時、寺の役僧(僧侶)が「この石を貰ってもよいか」と住職に尋ね、許諾を得た
- その夜、役僧は衣の袖(衣類)にこの巨石を包むとそのまま持ち去っていなくなってしまった
- その役僧は文殊菩薩の化身で、そのまま乙文殊宮へ遷座してしまった(神仏霊験譚)
- 巨石も“袂石”として、乙文殊宮の裏山にある奥の院のそばに移った(動く石)
『日本の伝説38 佐賀の伝説』(角川書店)p.36
佐賀県佐賀市 大和町梅野

