あおしじんじゃ ちゅうけんしろじんじゃ
- 名主が飼っていた白犬が強く、狼の群を追い払うなどの噂から、藩主(大名)の牧野忠辰が貰い受けた
- 白犬は参勤交代の後を追い掛けて江戸に来たが、尾張藩の犬と喧嘩をして、藩主よりお叱りを受けた
- 白犬は単身長岡に戻ったが城に戻れず、元の飼い主の名主からは城に戻るよう言われ、進退窮まった
- 藩主の命で探し当てた時には白犬は死んでおり、その後藩主が合祀された神社の境内に祀られた(忠犬伝説:創建伝説)
『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.71
新潟県長岡市 悠久町