いそしれいじんじゃ
- 洪水の際に村人を助けるために藩の木を伐りだすなどした大竹与茂七(義民)を逆恨みした大庄屋が藩に訴えた
- 与茂七と大庄屋の間の金や米を巡る争いで罪を得た与茂七は打ち首となった
- 処刑後、大庄屋や役人が狂死し、さらに新発田の町に青い火の玉(怪火)が飛んで大火事が起こった
- 大火は“与茂七火事”と呼ばれ、その後も新発田の町で火事があると与茂七の祟りであると噂された
- 祟りを怖れた藩は、諏訪神社境内に供養のための神社が建てられ、火除けの神とされる
『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.117
新潟県新発田市 諏訪町
