あみだやま いけのくさ
- 阿弥陀山の西鞍部にある、廿日市の蛇ノ池と繋がって、大蛇が棲むとされた池
- 大蛇が暴れるため、弓の名人の田村九郎左エ門(鬼郎右衛門:豪傑)が退治に向かった
- 池のほとりで3匹の鹿と遭遇、それが大蛇の化身であると見破り、矢を放って退治した(化け物退治)
- 九郎左エ門は蛇の毒に当たって3年後に病死し、退治に使った弓は他人の家のものとなった
- 弓を所有した家では不幸が起こるため(呪い)、結局田村家の元に戻った
『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.30
広島県広島市佐伯区 湯来町伏谷