おんどのせと/きよもりづか
- 平清盛が開削したとされる海峡
- 人柱の代わりに一字一石の経石を海中に埋め、その上に石塔を建てて塚とした(清盛塚)
- 日没近くになっても開削工事は終わらないため、清盛が扇で太陽を呼び戻した(日招き伝説)
- この行為が、清盛が熱病で死んだ原因とする(強欲の報い)
- 清盛が厳島の巫女に言い寄ったところ、その正体が大蛇であったので、船で音戸の瀬戸を渡って逃げようとした
- 潮流で船が進まず、清盛が海面を睨みつけると、潮の流れが変わって逃げ切ることが出来た(清盛のにらみ潮:潮汐)
『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.64
広島県呉市 音戸町鰯浜
