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軍配山古墳(群馬県玉村町)

ぐんばいやまこふん4世紀頃に造られた、竪穴式の円墳滝川一益(戦国武将)が神流川の戦い(戦国の戦い)の際にこの古墳に陣を敷いて采配を振るったことが地名の由来となった『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.46群馬県玉村町 角渕
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満福寺(群馬県玉村町)

まんぷくじ平将門が上野国へ攻め入った時、歓心を買おうと地頭の娘を差し出そうとした(子女受難)娘はこれを嫌って川に身を投げると、その霊が龍に化身して怪光を発したその後、村人が龍の顎の玉(宝物)を川から拾って、寺に納めた玉は二重の箱に収められ、...
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極楽寺 常盤御前の墓(群馬県前橋市)

ごくらくじ ときわごぜんのはか寺伝では、源頼朝が母のために建てたとされる五輪塔常盤御前は、息子の義経を追ってこの地まで来たが、何者かの襲撃に遭って亡くなったと伝わる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.45群馬県前橋市 亀里町
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尾曳稲荷神社(群馬県前橋市)

おびきいなりじんじゃ太田道灌が厩橋の築城を思案中、赤亀が現れてあちこちを這い回っているのを見て、縄張りを思いついた築城後、赤亀の霊を城の守護神として祀ったのが神社の始まり(創建伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.44群馬県前...
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化粧薬師(群馬県前橋市)

けしょうやくし田道将軍を追って攻めてきた蝦夷を撃退した大蛇が沼に棲み着き、人身御供を要求するようになった村人が薬師堂(堂宇)を建立すると、大蛇は心穏やかになって生贄を求めなくなった(あるいは人身御供となった娘の供養に堂宇を建立したとも)この...
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蛇穴山古墳(群馬県前橋市)

じゃけつざんこふん蝦夷征討で討死した上毛野君田道(田道将軍)の墓とされる古墳追ってきた蝦夷(アイヌ蝦夷)の軍勢が墓を暴こうとすると、塚から大蛇が出現して毒を吐いて追い散らした『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.44群馬県前橋市 総...
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元景寺 淀君の墓(群馬県前橋市)

げんけいじ よどぎみのはか大坂の陣の際、淀君は総社藩主・秋元長朝(大名)の陣へ逃げ込み、そのまま総社で生涯を終えたとされる(生存説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.43日本伝承大鑑:群馬県前橋市 総社町植野
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虎姫観音(群馬県前橋市)

とらひめかんのん酒井忠清(大名)に召し出されたお虎は、嫉妬から罠にはめられ(嫉妬猜疑)、生きたまま蛇と共に箱に詰められ淵に沈められた(子女受難)沈められる際「城を取り潰し、七代まで祟る」と言い放ったとされる以降毎年利根川(河川)が氾濫し、前...
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養行寺 静御前の墓(群馬県前橋市)

ようぎょうじ しずかごぜんのはか奥州へ逃れた源義経の後を追ってきた静御前は当地で病死した養行寺の墓は供養塔であるとされる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.42日本伝承大鑑:群馬県前橋市 三河町
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静御前の墓(群馬県前橋市)

しずかごぜんのはか奥州へ逃れた源義経の後を追ってきた静御前は当地で病死して葬られた(墓所)残された従者はこの地に土着し、“静・閑・志塚”姓の家が末裔とされる(姓名の由来)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.42群馬県前橋市 岩神町