東三河

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正林寺 千体骨地蔵(愛知県豊橋市)

しょうりんじ せんたいぼねじぞう平家方の大将・原田種直(源平の武将)は筑前国芦屋の戦いで捕らえられ、鎌倉に幽閉された種直の末子・花若丸は、父の戦った芦屋の浜で戦死者の骨を拾い集め、千体の地蔵を造り上げた鎌倉に赴いた花若丸はやがて源頼朝と対面...
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賢養院 関の小万の墓(愛知県豊橋市)

けんよういん せきのこまんのはか久留米藩士の妻が夫の仇討ちの途中、東海道の関の宿で女児を産んで亡くなり、女児は宿の山田屋で育てられた16歳で実の親の仇を知らされた小万(女傑)は剣術を学ぶが、その道すがら無頼の若者に襲われ斬り殺してしまう関に...
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▲浄瑠璃姫の祠(愛知県新城市)

じょうるりひめのほこら矢作の兼高長者の娘・浄瑠璃姫は、奥州へ向かう途中に屋敷に逗留した源義経と恋仲になる義経は鳳来寺の千寿が峰で待っていて欲しいと告げて奥州へ行き、浄瑠璃姫は屋敷を出て峰で待ったその後浄瑠璃姫は義経が3日前に千寿が峰を通った...
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碁盤石山(愛知県設楽町)

ごばんいしやま天狗が棲む山とされる山頂付近にある碁盤石(巨石)は、村人と碁(娯楽)で打ち負けた天狗が腹を立てて投げた碁盤で、地名の由来となった『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.115愛知県設楽町 東納庫
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左兵衛塚/神明社(愛知県設楽町)

さひょうえづか/しんめいしゃ土地の豪族であった後藤高春が伊勢国の二見浦でいただいた石(霊石)が、神明社の御神体であったある時、明石左兵衛という浪人が捕り方に追われ(罪人)、この神明社の社殿に逃げ込んだ左兵衛にに気付いた庄屋が鉄砲(鉄砲火薬)...
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▲えれん様(愛知県東栄町)

えれんさま「飛八様」へ至る道をさらに奥へ入った三ツ瀬集落の旧庄屋宅の門前近くにある墓碑(墓所)正月2日、庄屋の家の近くを不審者が歩いているとの知らせを受け、酔った村人が沢まで追いかけて殺した(私刑)不審者は全身毛だらけの大男(異人)であった...
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▲飛八様(愛知県東栄町)

とびはちさま?本郷トンネル手前・三ツ瀬口バス停から西へ入り、中在家集落最初の家の向かい、山の雑木林の中にあるこのあたりの領主であった伊藤丹波守お抱えの飛脚であった飛八を祀る祠この祠の周囲の木を伐ったり、木ぎれを持ち帰ると怪我や病気をするとさ...
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粕塚八幡宮(愛知県新城市)

かすづかはちまんぐうこの周辺に屋敷を構えていた米福長者が、酒を造った後の粕をまとめて捨てた場所とされる明治時代に長者ゆかりの神社から財宝の在処を記したような木札が見つかり、この地が掘り返された(財宝伝説)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書...
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人魚淵(愛知県新城市)

にんぎょぶち豊川にある淵(小松橋の下流付近)淵には川で一番大きな鯉が泳いでおり、時折それに交じって人魚が泳いでいるのを見た人がある『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.106愛知県新城市 只持大立
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医王寺 片葉の葦(愛知県新城市)

いおうじ かたはのあし長篠の戦いの前日、武田勝頼が医王寺の阿弥陀池に生える葦に向かって「戦に勝てば扶持をやる」と言った勝頼の夢枕に葦の精霊が現れ、大敗するので戦いを止めるように告げた(夢告:予言の怪)怒った勝頼が精霊の腕を切り落とした(脅し...