石見治郎左衛門淵(島根県益田市) じろうざえもんふち匹見峡(渓谷峡谷)にある淵旧家の斎藤治郎左衛門(名士)は、お楽を嫁にするが子宝に恵まれず、小沙夜を妾として子を生ませた子が生まれてから治郎左衛門の愛情が小沙夜に移ったため、お楽は嫉妬して小沙夜を殺した(嫉妬猜疑)お楽はその... 2025.09.20石見
石見乙女峠 マリア聖堂(島根県津和野町) おとめとうげ まりあせいどう明治元年(1868年)、長崎浦上のキリスト教徒(キリシタン)153名が津和野へ連行され、改宗を迫られた(歴史的事件)明治6年に解放されるまでに、拷問などにより37名が亡くなった拷問を受けた信徒の元へ聖母マリアが現... 2025.09.11石見
石見奇鹿神社(島根県吉賀町) くしかじんじゃ八岐大蛇の化身である八足八畔の大鹿が筑紫国から来て暴れ回った文武天皇の宣旨により藤原為実・藤原為方と江熊太郎(武人)がこれを討ち果たした鹿足郡の名はこの鹿から採られ、吉賀の地名も足賀の名の「足(悪し)」を「良し」に換えたもので... 2025.09.11石見
石見坊主岩(島根県吉賀町) ぼうずいわ吉賀川(河川)の真ん中にある石(名石)近くの寺の僧侶が肉食したと疑われ、箸を川に流して身の潔白を証明しようとした箸は川の流れに逆らって上流に流れたため、肉食したとされ、僧はやむなくこの石から川に入水したこの故事より一帯は法師淵と呼... 2025.09.11石見
石見御殿岩(島根県津和野町) ごてんいわ壇ノ浦の戦いから脱出した安徳天皇一行が落ち延びたとされる(平家の落人)一夜を明かすため、安徳天皇だけがこの上で休まれた巨石別名を一夜城ともいう『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.119島根県津和野町 左鐙 2025.09.11石見
石見吉松三霊社(島根県津和野町) よしまつさんれいしゃ紙漉き業で成功しながら延享2年(1745年)讒言によって処刑された、村役の吉松仁右衛門親子(義民:名士)3名を祀る吉松家を妬む庄屋に買収された代官によって無理難題を突き付けられ、抗議して捕らえられた藩主の助命命令が間に合... 2025.09.11石見
石見熊野神社 誓いの銀杏(島根県益田市) くまのじんじゃ ちかいのいちょう組頭の養老家(名士)で飼っていた牛の尾を誤って草刈り鎌で切ってしまった責任者が詫びを入れたが養老家は許さなかったため、組中の者総出で詫びに行ってようやく許された(珍事)これ以降過ちを犯さないように神に誓い、そ... 2025.09.11石見
石見向横田城址(島根県益田市) むかいよこたじょうし城主の領家正利(地方豪族)は、弟で三星城主の恒利と戦うも、弟の持つ邯鄲夢の枕(寝具)で3日先のことを読まれ負け続けた(予言の怪)正利の妻は、一時期恒利の養女となっていた縁で、和平の使者として梅雨明け頃に三星城を訪れた三星... 2025.09.11石見
石見伊勢島(島根県益田市) いせしまお伊勢という娘が高島へ嫁に行ったが、島の生活に飽きたため、一度故郷へ帰りたいと考え出した島から陸まで3里(12km)あり、泳いで帰れるか1周1里の島を3周泳いで確かめることにした3周泳いでなお余力があるので、そのまま陸へ向かって泳ぎ... 2025.09.11石見
石見蟠竜湖(島根県益田市) ばんりゅうここの一帯に広大な田を持つ斎藤忠右衛門という長者がおり、毎年1日で田植えを済ますのが恒例であった万寿3年(1026年)、猿回しに見とれて田植えが遅れたため、長者が扇で太陽を呼び戻して済ませた(日招き伝説)その夜暴風雨と津波で田や屋... 2025.09.11石見