金沢

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立像寺(石川県金沢市)

りゅうぞうじ毎夜団子屋に白餅(食品食材)を買いに来る女があり、不審に思ってついていくと、立像寺の前で消えた(幽霊)住職と共に妊婦の墓を掘ると、棺の中で男児が生まれており、かたわらに白餅があった(飴買い幽霊)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説...
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伏見寺 芋掘り藤五郎夫婦の墓(石川県金沢市)

ふしみじ いもほりとうごろうふうふのはか山門奥に芋掘り藤五郎夫婦(炭焼き長者)の墓がある(墓所)堂内には藤五郎の念持仏が祀られる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.18日本伝承大鑑:石川県金沢市 寺町
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猿丸神社(石川県金沢市)

さるまるじんじゃ猿丸太夫の居住跡(屋敷跡)とされる風で笠(雨具)が飛ぶのを見て、この地の名を笠舞とした(地名の由来)丑の刻参りの地として有名であった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.17石川県金沢市 笠舞
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法然寺 お銀小金の墓(石川県金沢市)

ほうねんじ おぎんこきんのはか法然寺境外にある墓所実の子である妹の小金を可愛がる継母は、継子である姉のお銀を殺そうとするが、姉を慕う妹がそれを助けた犀川の河原に掘られた穴に突き落とされたお銀は溺死し、それを追って小金も穴の中に飛び込んで亡く...
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貴船明神(石川県金沢市)

きぶねみょうじん加賀藩の家老・村井氏(藩士)の奥方が嫉妬深く(嫉妬猜疑)、その遺言から縁切りの宮に祀られた縁切りと同時に縁結びもするが、願掛けの際には入口が異なる(特有の願掛け)丑の刻参りがおこなわれていたとされる『日本の伝説12 加賀・能...
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堂形のシイノキ(石川県金沢市)

どうがたのしいのき旧石川県庁舎の正面玄関前に、左右一対で植えられた椎の木加賀騒動(お家騒動)で処罰された大槻伝蔵(藩士)の屋敷にあったものを移植した『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.14石川県金沢市 広坂
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名願寺(石川県金沢市)

みょうがんじ加賀騒動(お家騒動)で処罰された大槻伝蔵(藩士)の遺骸(遺体・ミイラ)を塩漬けにして運び入れた寺『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.14石川県金沢市 幸町
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板屋神社(石川県金沢市)

いたやじんじゃ辰巳用水(用水路)を完成させ、機密漏洩を怖れた藩が口封じのため殺した板屋平四郎(技術者)を祀る一説では、用水建設に携わった袋村の村人が殺され、祟りを怖れて祀られたこの神を怒らせると暴風雨(嵐)となる『日本の伝説12 加賀・能登...
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いぼとり石(石川県金沢市)

いぼとりいしこの石にこすりつけたところ、遊女の陰部に出来たいぼが取れた(願掛けの石)能登国から取り寄せた石で、その地には“いぼ池”といういぼ取りの池がある『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.13日本伝承大鑑:石川県金沢市 兼...
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金城霊澤(石川県金沢市)

きんじょうれいたく芋掘り藤五郎(炭焼き長者)が芋を洗った湧水芋に付いていた砂金が溜まっており、藤五郎は長者となった金沢の地名の由来『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.13日本伝承大鑑:石川県金沢市 兼六町