国頭籠屋洞窟(沖縄県伊平屋村) くまやどうくつ天照大神が隠れた天の岩戸といわれている(日本最南端)洞穴のある伊平屋島を「海宮」とみなし、神武天皇の生まれた地であるとの説『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.87沖縄県伊平屋村 田名 2025.01.14国頭
国頭義本王の墓(沖縄県国頭村) ぎほんおうのはか王位に就いてから天災や疫病が続いたため、義本王は焼身自殺を図ったがにわか雨のために叶わず、この地に隠遁した(陵墓)この地で子をなしたが、その後成長して尚円王の祖先となったとされる(琉球の名族)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角... 2025.01.14国頭
国頭恥蔽の碑(沖縄県名護市) はじうすいのひ隣村同士の男女が恋仲となって、村境の坂で逢瀬を重ねていたある時、男が来るのが遅いので、女が男の村へ行って様子を見ると、男が同じ村の娘と遊んでいた裏切られたと思った女は村境に戻って自害したが(嫉妬猜疑)、そこに遅れて男が到着した... 2025.01.14国頭
国頭夫振岩(沖縄県名護市) うとぅふぃじー仲の悪い若夫婦に困り果てた両家の両親が、2人を沖の岩礁に連れていき置き去りにした夜になって海が荒れ、夫婦はお互いの優しさに気づき、一夜でおしどり夫婦となった夫に対して不満を持つ妻への戒めとした(夫婦の情愛:教訓譚)『日本の伝説... 2025.01.14国頭
国頭人類発祥の島碑(沖縄県今帰仁村) じんるいはっしょうのしまひ古宇利島に裸の男女がいて、天から降ってくる餅(食品食材)を食べて生きていた餅を貯えるようにしたら、天から餅が降ってこなくなったため、それぞれ働くようになったジュゴン(海獣)(またはタツノオトシゴ(魚類))の交尾を見... 2025.01.14国頭
国頭源為朝上陸記念碑(沖縄県今帰仁村) みなもとのためともじょうりくきねんひ伊豆大島から九州を目指した源為朝が嵐によって琉球に漂着した(貴種流離譚)嵐の時に「運を天に任せる」と言って漂着した港なので、運天港と呼ばれるようになった(地名の由来)大正時代に記念碑が建つ『日本の伝説2 ... 2025.01.14国頭
国頭今帰仁城跡(沖縄県今帰仁村) なきじんじょうあと城主の攀安知(琉球の名族)は、味方の裏切りによって城を奪われた(落城伝説)攀は、城の守護神であった霊石を宝剣・千代金丸(刀剣)で切りつけてから自害したという『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.80沖縄県今帰仁村 今... 2025.01.14国頭
国頭ひんぷんガジュマル(沖縄県名護市) ひんぷんがじゅまる宰相の蔡温が記した「三府龍脈碑」(石碑)を木(木本)の横に置いたが、それが魔除けの屏風(ひんぷん:家具調度)に似ているため名が付いたガジュマルの木の陰で小用をした女が蛇に魅入られた(憑依)が、程順則(名護親方:琉球の名族)... 2025.01.14国頭
国頭許田の手水(沖縄県名護市) きょだのてみず首里から来た侍(殿様)が水を求めて湧水を訪ね、そこにいた娘に手ずから水を飲ませてもらった侍は娘のことが忘れられず、ついに首里に呼んで妻とした(恋の伝説:玉の輿)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.73沖縄県名護市 許田 2025.01.14国頭