村山

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大日寺跡 清浄池の蛙鳴かず(山形県西川町)

だいにちじあと せいじょういけのかわずなかず大日寺跡の中にある池の跡神聖な池であるため、夏でもここの蛙は鳴かないとされる(大井沢の七不思議)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.52山形県西川町 大井沢
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大日寺跡 道智上人之塚(山形県西川町)

だいにちじあと どうちしょうにんのつか大日寺跡(湯殿山神社)内にある道智上人(名僧)は大日寺中興の祖とされる道智上人は蛇を飼い、人を咬まぬよう轡をはめて豆腐などを買いにやらせるなどした塚の周りにいる蛇には轡の跡があり、人を咬まないとされる(...
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大沼(山形県西川町)

おおぬま菊池藤五郎(武人)が開拓のため水源を求めて大沼に来ると、大蛇に遭遇した大蛇は大沼の主であり、畑谷沼の主から結婚を迫られているので、加勢して撃退して欲しいと頼まれる藤五郎は敵方の寄せる波に矢を打ち込んで撃退に成功した(神仏に加勢)その...
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大行院 弁慶の笈(山形県朝日町)

だいぎょういん べんけいのおい浮島稲荷神社の別当・大行院にある弁慶が越後から朝日岳を回って大行院を訪れた際に、笈(旅具)を奉納した笈には「武蔵」という文字が書かれている『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.46山形県朝日町 大沼
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大沼の浮島(山形県朝日町)

おおぬまのうきしま役行者が発見し、弟子の覚道が祠(浮島稲荷神社)を建てて開いた沼に浮かぶ浮島はかつて60あまりあり、それぞれに国名がつけられて、各国の吉凶占いをした『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.45山形県朝日町 大沼
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慈恩寺 三重塔(山形県寒河江市)

じおんじ さんじゅうのとう元は五重塔であったが、火事のために三重塔になった夜に塔のそばを歩いていると、小豆をとぐ音をさせる化け物がいた(小豆洗い)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.43山形県寒河江市 慈恩寺
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慈恩寺 絵馬(山形県寒河江市)

じおんじ えま郷目右京進貞繁(絵師)が描いた、馬の絵夜ごと絵馬を抜け出して近隣の豆畑を荒らしたので、右京進に頼んで手綱を描いてもらい、外に出られなくした外に出られなくなった馬は夜ごといななき、村人は寝られなくなったという(動く絵や像:喋る物...
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お達磨の桜(山形県中山町)

おだるまのさくら旅の僧侶が急死したので、遺言通り桜の木の下に葬り、その後掘り返してみると達磨の掛け軸が出てきた掛け軸はその後都で表具を直されたが、その際6枚の同じ絵から選ばねばならなくなり、笹の葉で目をこすったところ、1枚だけまばたきをした...
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炭焼き藤太の腰掛け石(山形県中山町)

すみやきとうたのこしかけいし八坂神社境内にある腰掛け石炭焼き藤太(長者)が寒河江へ炭を売りに行く途中、腰を掛けて休憩したとされる(炭焼き長者)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.41山形県中山町 長崎
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白鷹四十八沼(山形県山辺町)

はくちょうよんじゅうはちぬま水に不便していた村木沢集落では、箱根明神へ水祈願に村の者を派遣した途中の渡し場で白蛇を助けると、箱根明神が白蛇を助けたお礼に2つの徳利(酒器)を授けた(神仏の加護)村に持ち帰ったが、徳利の1本を倒してしまうと大き...