能登南

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義民道閑顕彰碑(石川県中能登町)

ぎみんどうかんけんしょうひ加賀藩の十村役(名士)だった園田道閑は、検地に反対してこの地で磔となった(刑場)地元では義民として崇められ、カゲロウや蛍も道閑の亡魂とされた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.95石川県中能登町 久...
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白久志山御祖神社(石川県中能登町)

しらくしやまみおやじんじゃ気多大社の平国祭(祭礼)の折、米(食品食材)3升入りの福俵を献上する悪蛇を退治してもらったお礼であるが、最初3石3斗3升だったところ、証文(文書)の一部が欠けたため3升のみとなった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説...
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親王塚(石川県中能登町)

しんのうづか崇神天皇の皇子・大入杵命(親王)の陵墓とされる親王が片目であったため、堀(堀割)の蛙や鮒も片目であった(片目の魚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.95石川県中能登町 小田中
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永光寺 蛇胎石(石川県羽咋市)

ようこうじ じゃたいせき瑩山禅師(名僧)の導きで蛇体の妖怪が改心し、長く山門を守護するため石に化身した(人外の悟り:化身した石)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.95石川県羽咋市 酒井町
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蛇池(石川県羽咋市)

じゃいけ?大蛇が棲む底なしの池と言われ、池に入ると尻を抜かれる長者が植えたところ、千石もの実が採れたという豆の木を抜いた跡別伝では継子に炒り豆を与えて植えさせたところ1粒だけ生豆があり、それが巨木となった(継子殺し)『日本の伝説12 加賀・...
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豊財院 般若の鐘(石川県羽咋市)

ぶざいいん はんにゃのかね江戸へ働きに出た夫が浮気をしている噂を聞き、ある夜夫の喉を噛みつく夢を見て、枕元に血痕が残った(夢告:血の怪)不吉を感じた妻が江戸に向かう途中、長野善光寺で、骨箱を持った女と出会う骨箱には夫と同じ名、夢を見た同日に...
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八幡佐太神社(石川県羽咋市)

やわたさたじんじゃ飢饉年の冬に田んぼで一株の稲穂を発見し、田の神として祀ったところ豊作となった現在でもその稲穂が御神体となる(神仏霊験譚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.93石川県羽咋市 三ツ屋町
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義経一太刀岩/弁慶二太刀岩(石川県志賀町)

よしつねひとたちいわ/べんけいにたちいわ?源義経と弁慶が試し切りをして、その結果でこれから行く道筋を決めたとされる岩(切断した石)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.92石川県志賀町 笹波
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義経の舟隠し(石川県志賀町)

よしつねのふなかくし奥州へ落ち延びる源義経が一時48艘の船を隠したとされる、入り江の岩場となる断崖『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.92石川県志賀町 笹波
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建部神社(石川県志賀町)

たけべじんじゃ白鳥の神託によって創建されたため“鳥の宮”の別称がある(創建伝説)鳥が来たことから“鳥来”、さらに富来の地名が起こったとされる(地名の由来)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.91石川県志賀町 富来地頭町