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音無の滝(京都府京都市左京区)

おとなしのたき律川の上流にある、高さ18mの滝声明(宗教儀式で経文を朗唱する声楽・音曲)の邪魔になると、聖応大師(良忍:名僧)が法力で滝の音を止めたとされる(音止伝説)あるいは、滝の前で声明の修行をしていると、次第に滝の音と和して声明だけが...
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▲鬼ヶ洞(京都府京都市左京区)

おにがほら比叡山を追われた酒呑童子が大江山に移る前に一時棲み着いた洞穴地域の人がこの洞穴の前で念仏供養(法要)を執り行っていたが、大正時代には廃絶した『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.77京都市左京区 八瀬
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八瀬のかま風呂(京都府京都市左京区)

やせのかまぶろかまの中で青松葉を焚いて土を熱し、塩水をうったむしろを敷いてそこに横になる、風呂の一種大海人皇子(天武天皇)が壬申の乱の時にこの地で受けた矢傷を治すのに考え出された『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.76京都市左京区 ...
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浄禅寺 鳥羽の恋塚(京都府京都市南区)

じょうぜんじ とばのこいづか遠藤盛遠は人妻の袈裟御前に横恋慕し、その夫を殺害しようとしたそれを知った袈裟御前は夫とすり替わり、自らの命を投げ打って決着をつけた(貞女)盛遠は罪を悔いて出家して、文覚と名乗って修行行脚をして高僧となった袈裟御前...
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羅城門遺址(京都府京都市南区)

らじょうもんいし平安京の正門だった羅城門の跡渡辺綱が鬼と戦い片腕を斬り落とした(謡曲「羅城門」)源博雅が琵琶の名器(楽器)「玄象」を鬼から取り戻した(『今昔物語』)都良香(廷臣)が通りがかった際に漢詩を詠むと、門の上からその続きを読む鬼の声...
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矢取地蔵(京都府京都市南区)

やとりじぞう神泉苑の雨乞いで敗れたため、空海を憎んだ守敏は、矢を射て殺害しようとしたその時一人の僧が身代わりとなって右肩に矢を受けたが、それが地蔵の化身であった(身代わりの神仏)元の地蔵は木造で右肩に矢傷が残っていたが、現在のものは石像で痕...
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更雀寺 雀塚(京都府京都市左京区)

きょうじゃくじ すずめづか更雀寺の境内にある奥州に左遷された藤原実方が、笠島道祖神の神罰で死んだ後に雀となった(生まれ変わり)雀になった実方の霊は京都に戻って、勧学院(藤原氏の私学校)や御所に現れたとされる(入内雀:化け物)更雀寺には桶取地...
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歯形地蔵(京都府京都市北区)

はがたじぞう別名は逆川地蔵・歯ノ地蔵嫉妬(嫉妬猜疑)に狂った女が夫の肩口に噛みついたが、誤って地蔵の肩に噛みつき、地蔵が身代わりとなった(身代わりの神仏)女は歯が抜けず、老僧が経を唱えて助けたが亡くなり、今も地蔵の肩口に薄く歯形の残る現在は...
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上品蓮台寺 源頼光朝臣の塚(京都市北区)

じょうぼんれんだいじ みなもとのよりみつあそんのつか上品蓮台寺の境内にある塚源頼光の墓であるとも言われる謡曲「土蜘蛛」に登場し、源頼光を悩ませた土蜘蛛の巣と言われる元は千本鞍馬口西入ルの地にあったものを、昭和初期に移設したものとされる『日本...
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地蔵院 鍬形地蔵(京都府京都市北区)

じぞういん くわがたじぞう地蔵院(椿寺)にある地蔵よその田の水を横取りしていたのをたしなめた僧を農夫が鍬(農具)で殴りつけた傷ついた僧の後を追うと、寺の地蔵の顔から血が流れているのを発見して改心した(神仏の諭し)『日本の伝説1 京都の伝説』...