佐賀鳥栖九千部山(佐賀県鳥栖市) くせんぶやま天暦5年(951年)この地方の飢饉を憂えた隆信沙門(僧侶)が山頂で49日間の法華経一万部読誦の発願をした残り7日となった時に白蛇が現れ、さらに傍らに美女(怪人)が現れて誘惑してきた心を奪われた沙門は女を抱き、満願の日に骸となって... 2025.12.14佐賀鳥栖
佐賀鳥栖御手洗の滝(佐賀県鳥栖市) おちょうずのたき高さ22m、幅6mの滝修験者(行者山伏)がこの滝で身を清めたことから名が付いた(地名の由来)昔、英彦山神社はこの滝の上にあり、修験道の霊場とされたが、博多沖の漁の臭気を嫌ったため(不浄)英彦山に遷ったとされる『日本の伝説38... 2025.12.14佐賀鳥栖
佐賀鳥栖鬼の爪跡石(佐賀県鳥栖市) おにのつめあといし石谷山に力自慢の赤鬼がおり、悪さをして村人を困らせていたある時村人が山中にある巨石を持ち上げられるか尋ね、出来なければ山を去るという賭をした赤鬼は石を持ち上げることが出来ず、約束通り山を去ったこの時持ち上げようと鬼が爪を立... 2025.12.14佐賀鳥栖
佐賀鳥栖金の水(佐賀県鳥栖市) きんのみず老父の病気を治す薬草を探していた息子が、山中の池のほとりで疲れて眠ってしまった夢の中で金色に輝く観音菩薩が現れ、この池の水は薬草と同じ効能があると告げた(夢告:神仏霊験譚)目が覚めた息子は水を持ち帰り、老父はそれを飲んで回復、長寿... 2025.12.14佐賀鳥栖
佐賀鳥栖朝日山(佐賀県鳥栖市) あさひやま近辺に九千部山と同じぐらいの大きさ(848m)のウーシト(巨人)がいたある時大きなもっこで土を運んでいた時に棒が折れ、担いでいた土が地面に落ちた落ちた一方が鳥栖の朝日山となり、もう一方が筑前町の城山(花立山)になった(地形の由来)... 2025.12.14佐賀鳥栖
佐賀鳥栖田代本町天満宮 ガランサー(佐賀県鳥栖市) たしろほんまちてんまんぐう がらんさー直径20cm高さ60cmの陽石と、高さ50cmの扁平な三角形の陰石からなる陰陽石普段は天満宮の境内にあるが、雨乞い(祈雨)の時に川に持ち出し7日間洗うと雨が降る『日本の伝説38 佐賀の伝説』(角川書店)... 2025.12.14佐賀鳥栖
佐賀鳥栖千栗八幡宮(佐賀県みやき町) ちりくはちまんぐう郡司(豪族)の壬生春成が猟で矢を放とうとした瞬間に弓に一羽の鳩がとまったその夜夢で老翁が現れ、その地に八幡神を祀るよう夢告し、1000個の栗の実を与えた翌日その地に1000本の栗の木が天地逆に生えている(一夜作り伝説)のを... 2025.12.14佐賀鳥栖
佐賀鳥栖下野水天宮(佐賀県鳥栖市) しものすいてんぐう壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人は、安徳天皇を奉じて下野の地に隠れ住んだ安徳天皇は25歳の時に天然痘に罹って、この地で崩御された5月におこなわれる小竹祭りの祭礼では、川岸に竹飾をしつらえ、藁ツトにくるんだ赤飯(食品食材)など... 2025.12.14佐賀鳥栖
佐賀鳥栖妙覚寺(佐賀県鳥栖市) みょうかくじ菅原道真お手植えの梅の木があり、1本の枝から5個の実が成るとされた昭和28年(1953年)の水害で初代は枯れてしまった現在山門近くに“菅公手栽五子之梅"と刻まれた石碑が立ち、隣に梅の木が植えられている『日本の伝説38 佐賀の伝説... 2025.12.14佐賀鳥栖
佐賀鳥栖菅公姿見の池(佐賀県鳥栖市) かんこうすがたみのいけ大宰府に左遷された菅原道真に随行した三澄左将監時遠は、道真の第五子・長寿麿を養子とした道真は長寿麿に会いに時遠の隠居地へ赴き、池の水に映した自らの姿を描いた絵(絵画)を与えた姿見の池のそばには絵を描くために腰掛けた石(... 2025.12.14佐賀鳥栖