たいへいじ しおだいこくてん
- かつて塩(食品食材)が不足して工面に困っていた時、寺の小僧が大黒天像(神像)に向かって塩の調達をしてくれと頼んだ
- 数日後像は消え失せてしまい、しばらくすると甑島から大量の塩が寺に運び込まれた
- この寺の僧侶が島に来て、勧進せよと告げたため塩を運び入れ、今まさに僧侶も一緒に寺まで来たと言う
- いつの間にか大黒天像が戻ってきており、その足が泥に汚れ、周囲に足跡が残っていた(手伝う神仏)
『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.72
鹿児島県薩摩川内市 大小路町

『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.72
鹿児島県薩摩川内市 大小路町