長禅寺 血の池(千葉県旭市)

北総

ちょうぜんじ ちのいけ

  • 長禅寺に長年棲み着いた大鼠がいたが、寺で飼っていた猫とその兄弟猫と格闘して傷つき逃げた
  • 寺の内部を探って鼠の居所を確かめ、槍(武具)を突いて止めを刺した(化け物退治)
  • 血の付いた槍の先を境内の池で洗い流した
  • 長禅寺に棲む大鼠が、村の娘を嫁に所望した(人身御供)
  • 浪人者の侍がこの地を訪れ噂を聞くと、その宴席に紛れて槍で大鼠を突き殺し、槍先を池で洗った

『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.48

千葉県旭市 野中

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