ぼうがいけ
- 龍神が現れてある女房を雲の上へ連れて行き、その後産まれた子に坊太郎と名付けた(異類婚姻譚)
- ある時坊太郎は寝姿を覗かないよう頼むが、両親は坊太郎が龍神の子であることを知ってしまう
- 坊太郎は正体がばれたため村を去って池の主になったが、その池の名は坊太郎から採られた(地名の由来)
- 杢太大膳守が池の女龍に惚れ込み、入水して池の龍となった(変身譚)
- 杢太が片目の武将であったため、池の魚は全て片目となった(片目の魚)
- このことから別名・杢太の池とされる
『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.21
新潟県上越市 清里区青柳