福島潟(新潟県新潟市北区)

下越

ふくしまがた

  • 真野長者の一人娘のお福は、僧に懸想したが断られたため、僧を追って抱きかかえたまま紫雲寺潟へ飛び込んだ(愛着執心)
  • お福はそのまま蛇体となり(変身譚)、しばらくその紫雲寺潟に棲み着いた
  • 享保年間に潟が埋められて棲みにくくなったので、お福大蛇は隣の潟へ越していった
  • お福が棲むようになったため、この潟は福島潟と呼ばれた(地名の由来)

『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.114

新潟県新潟市北区 新鼻

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