いしぜのいっぽんすぎ
- 宿代が足りずに困っていた伊勢参の姉妹を、宿の主人が助けた
- 主人が、お松とお杉の姉妹が住んでいると言った越後へ赴いた際に訪ねたが、そのような住人は居なかった
- 村人が、同じ名の松と杉の巨木があることを教え、主人が行ってみると、枝に不足分の銭(貨幣)が提げてあった
- 木の精霊が伊勢参を果たしたのだろうと噂された
- 後年松の木は枯れたが、杉の木は今も樹勢を保っている
『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.87
新潟県新潟市西蒲区 石瀬

『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.87
新潟県新潟市西蒲区 石瀬