保名が淵(石川県小松市)

加賀

やすながふち

  • 保名という美しい少女がいたが、片目が不自由であった
  • 薬売り(商人)の男と懇ろになったが、薬売りは保名を棄てて余所へ向かった
  • 追いかけた保名は、水面に映える男の影を見間違えて川に飛び込んで溺死した(悲恋伝説)
  • 保名の死後、淵に片目の大蛇が棲み着くようになり、たびたび大水(水害)を起こした(変身譚)

『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.61

石川県小松市 赤瀬町

タイトルとURLをコピーしました