やすらじんじゃ
- 京の都にいた女官の安良姫は、鷺に見とれている内に洗っていた直垂(衣類)を川に流してしまい、処刑されそうになった
- 日頃信仰していた十一面観音の功徳によって窮地を逃れ、この地まで落ち延びてきた(落人)
- この地でも追っ手に怯えた姫は、安良岳の頂上で自害した
- その後怪事(祟り)が続いたため、姫を祀る神社を建てて祀った(創建伝説)
『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.60
鹿児島県霧島市 横川町上ノ

『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.60
鹿児島県霧島市 横川町上ノ