くろかみやま
- 標高516mの山で、頂上に“天童岩”と呼ばれる巨石がある
- この山に七又の角の生えた大蛇が棲み着き、天童岩に身体を巻き付け、口から火を吹きながら周辺に害をなした
- 長寛2年(1164年)に訴えがあり、武雄邑主・後藤助明(地方豪族)が6000の兵を率い、さらに源為朝に助勢を頼んだ
- 万寿姫を人身御供の囮として、助明が一の矢、為朝が二の矢を放ち、最後に盲僧海正坊が逃げて瀕死の大蛇にとどめを刺した(化け物退治)
- 黒髪山の名は、黄泉国から逃げる時に伊弉諾神が付け髪(鬘)を追っ手に投げつけたところ、それがこの地に止まったことから名が付いたとされる(地名の由来)
『日本の伝説38 佐賀の伝説』(角川書店)p.115
佐賀県有田町

