市杵島神社(奈良県田原本町)

磯城高市

いちきしまじんじゃ

  • 金春という猿楽師(能狂言師)がこの地に住んでおり、そこに1枚の公達の面が天から落ちてきた
  • 平家の公達であった平敦盛(平氏)が16歳で討ち死にしていることから、この面は十六と呼ばれた
  • この面を着けると発狂するとされ(祟り)、金春の息子は怖れて家を継がなかった
  • 十六の面は市杵島神社の御神体として祀られ、この地の地名の由来となった

『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.46

奈良県田原本町 十六面

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