たかおりすわじんじゃ
- 別名・姫宮神社
- 北面の武士であった南部重清(地方豪族)は、後花園天皇より寵姫の浅黄の前(女官)と仙洞の名を貰い、郷里へ戻った
- 浅黄の前は京を恋しく思い、ついに道利川に身を投げ、侍女も後を追った(子女受難)
- それぞれ入水した淵を姫ん淵、下女ん淵と呼んだが、通行人が溺死したり付近で病が流行した
- 祟りを怖れた村人が姫を祀る社を建て、土地の氏神とした(創建伝説)
『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.95
山梨県富士川町 高下

『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.95
山梨県富士川町 高下