輪鳴り地蔵(山梨県身延町)

峡南

わんなりじぞう

  • 武田信玄がある坂で休憩し、地蔵が現れる夢を見たので、近くの石に“地蔵尊”と書いて供養した
  • 後に今川勢が攻めた時、坂にある木々が武田軍に見え、異様な唸り声を上げたので撤退した(声の怪)
  • 唸り声が地蔵に懸けてある金の輪が鳴ったことから輪鳴り地蔵とし、戦に勝ったため勝坂とした(地名の由来)

『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.116

山梨県身延町 三沢

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