龍象寺(奈良県奈良市)

奈良宇陀

りゅうぞうじ

  • 近くの池に龍が棲んで人を襲うので、人々が騒いでいると、一人の武人が退治しようと池に潜った
  • 龍は武人を掴んで空へ飛んだが、やがて空からズタズタに斬られた死骸が落ちてきた
  • 龍の死骸を集めて葬ったのが龍象寺の始まりとされ(創建伝説:名称の由来)、武人は春日明神の化身とされた
  • 江戸時代に本堂天井に狩野春甫(絵師)が描いた龍の絵の髭がいつも濡れていた(動く絵や像)
  • 龍は毎夜池の水を飲みに抜け出ており、それを知った住職が目に釘を打ち、鱗三枚を塗り潰し出られなくした

『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.34

奈良県奈良市 柴屋町

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