かくふざんちんぞうじ
- 金蔵という男が鶴を助けてやったところ、その夜、妻にして欲しいという女が訪ねてきた
- 女はあるものを作るので7日間部屋を覗かないよう言ったが、金蔵は中を見てしまった(見るなの禁止)
- 女の正体は鶴で、恩返し(動物報恩譚)のため自らの羽をむしって曼荼羅を織っていた(機織)
- 鶴は去り、金蔵は僧となって諸国を巡り、再び郷里に戻り曼荼羅を寺宝として珍蔵寺を建てた(名称の由来)
『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.19
日本伝承大鑑 https://japanmystery.com/yamagata/tinzoji.html
山形県南陽市 漆山
