じげんじ やおびくにのひ
- 若狭国に住む通鴻という者が龍宮へ行き、土産に貰った人魚の肉を娘が食べ不老不死となった
- 娘は八百比丘尼となり、武蔵の地に長年住み続けたが何処ともなくいなくなった
- 一説では、800歳でこの地を訪れた尼は、善政を敷く領主に残り200年の寿命を授けてこの地で亡くなった
- 尼がなくなった場所に石碑が建てられ、最期に手にした地蔵が寺の秘仏となっている
『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.29
http://www.mizuhata-kannon.jp/yaobikuni.html
埼玉県さいたま市西区 水判土