いもりじんじゃ
- 土御門上皇の皇子の妃である千代鶴姫(妊婦)は、配流地の土佐へ赴く途中、山の中で産気付いて出産した
- 大屋敷まで辿り着いたが、そこで8匹の狼に取り囲まれてしまった(子女受難)
- 姫は手持ちの鏡で照らして狼を怯ませて逃げようとしたが、鏡を落としてしまい、襲われて果てた
- 鏡を御神体として千代鶴姫を祀ったのが始まりとされる(創建伝説)
- 全く同じ伝承が近くの六條神社にも残る
『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.78
高知県四万十市 大屋敷

『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.78
高知県四万十市 大屋敷