洞穴

館山南房総

養老寺 独鈷水(千葉県館山市)

ようろうじ とっこすい正式名は観音寺役行者が地下にあった大蛇を退治して開基した、洲崎神社の別当寺役行者が独鈷(金剛杵)を用いて湧かせた独鈷水(湧水)がある境内の石窟(洞穴)には役行者像があり、『南総里見八犬伝』ではここで伏姫が文字の書かれた...
館山南房総

船越鉈切神社(千葉県館山市)

ふなこしなたぎりじんじゃ道路を挟んである海南刀切神社を下の宮とするのに対して、上の宮とされる本殿が収まる洞穴は、かつて修験者(行者山伏)が犬を連れて入ったが、3日後犬だけ戻ってきて修験者は戻って来なかったまた洞穴に逃げ込んだ犬が遠く離れた犬...
長岡魚沼

真人むじなの穴(新潟県小千谷市)

まっとむじなのあな村に住み着く狢は火事と葬式が好きで、夜ごとそれらの幻を見せて村人を驚かせていた困った村人は代官所(代官)に訴えて、狢の棲む洞穴をいぶし攻めにしたが、結局何も出てこなかったその後狢は一層暴れるようになり、農作物などの被害が多...
中津宇佐国東

後藤又兵衛の墓(大分県中津市)

ごとうまたべえのはか大坂の陣で敗れた後藤又兵衛は豊臣秀頼らと共に九州に落ち延びた愛妾の故郷へ移り住んでいたが、3年後秀頼が亡くなり、隠れ住んだ洞穴に火を放って自刃したとされる(生存説)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.114大分...
中津宇佐国東

鷹栖観音(大分県宇佐市)

たかすかんのん観音に帰依した長者(炭焼き長者)が、尊像を刻もうと楠の木を用意したが果たせなかった今戸盛時という武人が、怪光を発するあやかしの噂を聞き、矢を射て退治した(化け物退治)怪光の正体は長者が残した楠であり、今戸は観音の霊験(神仏霊験...
中津宇佐国東

旧千燈寺跡(大分県国東市)

きゅうせんとうじあと六郷満山を開いた仁聞(名僧)が最初に建立した寺院仁聞が入寂した岩屋(洞穴)や供養塔がある仁聞がこの地で不動の秘法をおこない、海からそれを見た龍王(龍神)が喜んで1000の龍灯(怪火)を献じた『日本の伝説49 大分の伝説』...
日田竹田

穴森神社(大分県竹田市)

あなもりじんじゃ祖母山の蛇体の神が棲む洞穴が境内にある豪族の娘の許へ毎夜訪れる若者があり、襟に針(裁縫道具)を刺してその糸をたどり、その正体を見つけた(異類婚姻譚)大蛇は死んだが、娘は身籠もっており、生まれた子が大神氏の祖先となった(生誕伝...
高松坂出

鬼ヶ島大洞窟(香川県高松市)

おにがしまだいどうくつ女木島は、桃太郎の伝説に登場する鬼ヶ島とされる昭和時代に発見された洞穴が鬼の住処とされ、観光地化されてい『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.102日本伝承大鑑:香川県高松市 女木町
さぬき小豆島

西の滝龍水寺(香川県小豆島町)

にしのたきりゅうすいじ村を荒らす2匹の龍を、空海が甕に封じ込めて洞穴に封印した(化け物封印)龍は改心し、その証として甕の底から湧水が湧き出るようになり、村の田畑も潤うこととなった(創建伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.97香...
丸亀善通寺

弥谷寺(香川県三豊市)

いやだにじ四国八十八ヶ所霊場第71番札所日本三大霊場の1つともされ、山自体が死者の還る場所として信仰される本堂近くの水場にある洞穴が、神仏の世界(異界)の入口であるとされる幼少期の空海がこの地にある“獅子之岩屋”という洞穴で修学に勤しんだ『...