禁忌

高槻茨木池田

椋橋総社 鯉塚(大阪府豊中市)

くらはしそうしゃ こいづか行基が架橋工事に失敗したため、この神社に祈ったところ、大量の鯉が群れをなして橋代わりとなって工事を成功させたこれ以来村人は鯉を捕ることを戒め(禁忌)、死んだ鯉は塚に埋めて供養した(畜類供養)『日本の伝説8 大阪の伝...
八尾河内長野

神立茶屋辻(大阪府八尾市)

こうだちちゃやつじ在原業平が大和より通って逢瀬を重ねた女・梅野が住んでいたとされる茶屋の跡(屋敷跡)梅野が飯を自分でよそうところを、屋敷の東窓から覗き見した業平は興醒めして逃げ去り、気付いた梅野は後を追ったが見失い、自害した(悲恋伝説)この...
輪島珠洲

石仏山(石川県能登町)

いしぼとけやま山中に巨大な岩(磐座)が3つあり、古代祭祀の遺跡とされる一番手前の岩は、大己貴命(大国主命)の依代である、高さ3mの“前立”と呼ばれる石組み巨石群の“唐戸”と、その奥の高さ2.8mの“奥立”で奥の院となし、少彦名命の依代とする...
加賀小松

村井新稲荷神社(石川県白山市)

むらいじんいなりじんじゃ元文2年(1737年)に村井新村が成立した時に産土神として創建された祭神が境内を散歩している時に梅の木が目に刺さった村内では梅の木は1本も育たず、植えると祟りがあるとされる(禁忌)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』...
福山尾道三原

赤幡神社(広島県福山市)

あかはたじんじゃ平家の落人の子孫が住む谷にある、平家の赤旗を祀る神社源氏の旗の色である白を忌み(禁忌)、注連縄の紙垂も全て赤色の紙を使うかつて福泉坊の僧が境内に綿を植えたがすぐに枯れ、僧もまもなく病死、その年は凶作となった(祟り)『日本の伝...
広島廿日市

野貝原山 塔岩(広島県廿日市市)

のがいばらやま とういわ“のうが高原”の巨石群の1つで、複数の巨石が重なってできた、高さ15m以上の奇岩怪石元日(正月)にこの岩の上で鶏が鳴くのを聞いた者は死ぬとされ、集落で鶏を飼う者はなかった(禁忌)岩の下には柿本人麻呂を祀る祠がかつてあ...
館山南房総

鯛の浦(千葉県鴨川市)

たいのうら別名・妙の浦日蓮生誕の折、無数の鯛が海中に群れた(生誕伝説)日蓮が海原に向かって題目を投げ書きしたところ、海面に南無妙法蓮華経の文字が浮かび、無数が鯛が集まった鯛は日蓮の化身とされ、長く獲ることが禁じられてきた(禁忌)浅瀬に鯛が群...
東金九十九里

太東岬(千葉県いすみ市)

たいとうみさき沖合まで続く岩礁がある、航行の難所として知られる“太東の檀那”と呼ばれる怪魚が棲むとされる(波間に見える岩礁を怪物と見立てたとの説もある)この海域を通る船は帆を下ろして太東の檀那に敬意を表さないと沈められると信じられた(禁忌)...
千葉木更津

姉埼神社(千葉県市原市)

あねさきじんじゃ日本武尊が東征の折、航行安全のために風の女神(志那斗弁命:記紀神話の神)を祀ったのが始まり女神は夫神(志那津彦命)の帰りを待ちわび「待つ」ことを忌んだため、「松」を植え飾ることが禁忌となった『日本の伝説6 房総の伝説』(角川...
佐倉成田銚子

樹林寺 夕顔観音(千葉県香取市)

じゅりんじ ゆうがおかんのん夕顔を愛した平良文(地方豪族)は、死に際して息子に「我に会いたければ、夕顔の実を開けよ」と遺言した畑の夕顔の実を割ってみると、中から観音像(仏像)が現れた子孫の千葉常重に「この観音像を祀れ」と夢告があったため、樹...